2021/03/10
こんにちは、獣医師の持田です。
季節が変わり、だいぶ暖かくなってきましたが皆様元気でお過ごしでしょうか。
日中と朝晩の寒暖差が激しい季節のため、動物も人間も体調にはくれぐれも気を付けましょう。
個人的には、静岡で迎える初めての春をとっても楽しみにしています!
そんな中、今日は気になるニュースを一つご紹介します。
https://www.at-s.com/news/article/health/shizuoka/868010.html
3月7日の静岡新聞の記事です。つい先日、藤枝市がある地域で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染者が確認されました。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)はウイルス感染症で、おもにダニを介して感染します。
ダニからの直接の感染だけでなく、感染したわんちゃん・猫ちゃん・ヒトの体液を介しての経路も確認されており、
わんちゃん・猫ちゃんと一緒に過ごしている皆様や私たちにはリスクの高い病気です。
ヒトも動物も、発症すると主に血液や筋肉の細胞が障害され、報告によっては30%もの致死率があります。
現時点で有効な治療薬やワクチンは無いため、とにかく感染を予防することが大事となります。
まずは山や草むら等、ダニがいる環境にはなるべく近づかないことが基本です。
また、衣服や体に付いて家に持ち込むこともあるため、わんちゃん・猫ちゃんのダニ予防をしてあげることもとても大事です。
予防にはお薬が必要となりますが、今は様々な種類がありますので、今回の病気がご心配な方はぜひご相談ください。
せっかくの春です、安心してお出かけして楽しめるようしっかり予防していきましょう!
季節が変わり、だいぶ暖かくなってきましたが皆様元気でお過ごしでしょうか。
日中と朝晩の寒暖差が激しい季節のため、動物も人間も体調にはくれぐれも気を付けましょう。
個人的には、静岡で迎える初めての春をとっても楽しみにしています!
そんな中、今日は気になるニュースを一つご紹介します。
https://www.at-s.com/news/article/health/shizuoka/868010.html
3月7日の静岡新聞の記事です。つい先日、藤枝市がある地域で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染者が確認されました。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)はウイルス感染症で、おもにダニを介して感染します。
ダニからの直接の感染だけでなく、感染したわんちゃん・猫ちゃん・ヒトの体液を介しての経路も確認されており、
わんちゃん・猫ちゃんと一緒に過ごしている皆様や私たちにはリスクの高い病気です。
ヒトも動物も、発症すると主に血液や筋肉の細胞が障害され、報告によっては30%もの致死率があります。
現時点で有効な治療薬やワクチンは無いため、とにかく感染を予防することが大事となります。
まずは山や草むら等、ダニがいる環境にはなるべく近づかないことが基本です。
また、衣服や体に付いて家に持ち込むこともあるため、わんちゃん・猫ちゃんのダニ予防をしてあげることもとても大事です。
予防にはお薬が必要となりますが、今は様々な種類がありますので、今回の病気がご心配な方はぜひご相談ください。
せっかくの春です、安心してお出かけして楽しめるようしっかり予防していきましょう!